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あるロゴのお話。 | オノズカラシカル
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あるロゴのお話。

オノズカラシカルロゴ

今日は初めて伊東の「モノ」について書いていこうと思います。
記念すべき第一回は、オノズカラシカルのロゴのお話です。自分事ですみません(笑)

「モノ」についてはまだ考えてるところもあるので。それならまずは書いてみようじゃないか!となり、一応伊東の家で作ったロゴというITO CITY MADE「モノ」ということで、自分事ではありますが綴っていきます。

まずはオノズカラシカルのロゴになりますが、これは何をモチーフにしたものか分かりますか?
「船」「海に浮かぶ月」「なんとなく不思議な文様」「タコさん?」そんな答えもありましたが、ある意味全部正解!という、なんとも曖昧な答えになります。

とりあえず正式な回答はまた後ほどということで、このロゴにまつわるお話を進めさせていきます。

オノズカラシカルのシンボルマークは当初作る予定ではありませんでした。

ロゴにはロゴタイプとシンボルマークというものがあって、テキストの部分がロゴタイプになります。イラストの部分がシンボルマークです。これを合わせたモノがロゴとか、このような呼称があり、昔は必ずと言っていいほどセットで作られたりしていましたが、現在はロゴタイプだけ、もしくはかなりシンプルなカタチのシンボルとロゴタイプという流れがあります。

先程も書いたようにオノズカラシカルでは当初はシンボルマークは作らずに、ロゴタイプのみにしよかと思っていました。

それは世の中の流れに乗るというよりも、シンボルマークは得意ではないからです(笑)

私はWEBデザインの仕事をしていて、今までに何度かシンボルマークを作ってと頼まれたことがあります。頼まれたので作り、喜んでもらえるのですが、どうしても自分では納得いくものが出来ないのです。だからあまり得意ではないと自分では思っています。

という理由があり、オノズカラシカルのシンボルマークも当初は作らない予定だったんです。
他にも、まだこのサイトを作ろうと思いはじめたころに、サイト名が横文字で格好いい感じだったんです。だからもうそのままロゴタイプだけで良かったみたいな感じだったんですね。

でもなんかいろいろと考えていると、オノズカラシカルが一番しっくりとなってサイト名を変えて、それで構成を考えていたら、シンボルマーク作りたい!となってしまったという。自分を苦しめるのが好きなのか?となんとも理解しがたいのですが、勢いで作ることになりました。

というわけで、まずは私が最初に「THE 伊東」とイメージを持った、大室山をモチーフにしたロゴを作りました。クラフトチックないい感じの雰囲気のロゴで、妻も良いと言ってくれたのですが、どこかお茶屋さんのような感じで納得いきませんでした。(うちのサイトはお茶屋さんじゃないという意味で)
それで、このサイトのコンセプトが伊東のいろんなモノを詰め込むハコ!というのがあって、ハコのロゴも作りました。

これで一度はFacebookにロゴ出来ました!と発表はしたのですが、やはり納得いかずにモヤモヤとしていて、でも他の作業もあるし、ロゴを褒めてくれた人もいるし、とりあえず決定にしようと!と自分の心の中でも決めていたんです。

ですが!

やはり納得がいかない。なんとなくこのサイトのロゴは伊東に関係したものを取り入れたくて、ハコの中にも大室山のシルエットを入れてみたりしていたのですが、その思考をいっかい捨てようとなって、ハコを思いっきりビリビリに破って崩してみたんです(イメージ)

それで、一応ロゴを作る時の基本とかバランスとかもあるわけなんですけど、そういうものもその時に一緒に破られてしまったみたいで。

そしたら今回のロゴが頭の中に出てきたんです!もうこの辺くらいの時は作業も詰め込んでいたのでかなり頭の中がファンタジー(普段からという噂も)

そこからざっと手書きして、イラストレーターでデータ化したら、もうほとんで出来上がっていて、あとはバランスを整えて完成の運びとなりました。

こうしてロゴが出来上がったわけなのですが、最初の問いに戻って、このロゴは何をモチーフにしたものか分かりますか?の正式な回答です。

これは「自然」という文字がモチーフになっています。

何度か説明していますがオノズカラシカルは「自ずから然る」と書いて、自然という意味なんです。この自然という言葉をモチーフにしたわけです。

「自」の方はかなり崩してしまいましたが、「ONZ」と掛けて書いてあります。「然」の右上の犬は「K」と掛けて。このサイトのURLでもある「ONZK」とも読める。

なぜ、「自」が下がっているのかというと、一つ一つの文字は文字間を保っていて、単語や文章として認識できるようになっているのですが、そのバランス(重力)が崩れた時、下に落ちていきます。その時に「然」は、こっちに来るな!と跳ね除けることもできるわけです。
ですがそうせずに、自分達のスペースを空けてまで「自」を受け入れてあげています。

これはちょうど自分達と伊東と同じで、私たちがどこの誰かも分からないのに受け入れてくれた伊東の人たち。そんなイメージをかけ合わせて作ったモノです。

っという感じで「自然」が一応正式な正解となるわけですが、「船」「海に浮かぶ月」「なんとなく不思議な文様」「タコさん」もある意味正解と書いたのは、その人にどんな風に見えたか。その全てが正解で良いんです。

シンボルマークというのは本来、そのマークを見れば何か?とか、何をしている所なのか?とかを分かるように作ります。厳しく言えば伝わらなければロゴマークとしては失敗と言われてもおかしくはありません。

それじゃオノズカラシカルのロゴマークは失敗なのか?そう見る人もいるかもしれませんが、目に見たものを、その人がなんと思おうが自由だと思うのです。これは伝えるのを放棄したわけではなくて、「オノズカラシカル」というイメージをしたものなのです。正解はその人しか持ち合わせていなくて、その人からしか出てこない。だから何に見えても正解なんです。

っと、たたずむダダイズムのような訳のわからないことを書きましたが、これは私が今まで初めて納得のいったロゴマークなので、今後共可愛がっていただけると幸いです。

以上、オノズカラシカルのロゴのお話でした。

最後までお読みいただきありがとうございます。

このように自分の「モノ」についての想いなどを書きたいな!という方は「お問い合わせ」までご連絡を!オノズカラシカル一同、楽しみにお待ちしております!

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