「天下の奇祭」伊東温泉尻つみ祭り2018レポ 2018.11.12コト Tweet Share Hatena 伊東市内にはいくつかのお祭りがありますが、2018年11日10日(オノズカラシカルオープン日と同じ)の夜に、音無神社にて「尻つみ祭りが」行われました。 伊東温泉の尻つみ祭りは「天下の奇祭」として名を知られているとか。 伊東の音無神社は豊玉姫命(とよたまひめのみこと)」が祀られていて、御祭神のお産が軽かったことから「安産の神」「出産の神」「縁結びの神」として信仰されています。敷地内には樹齢1000年余りのとても立派なタブの大木があり、子供を宿した女性のような木も存在しています。 他にも音無神社では、源頼朝(みなもと の よりとも)と八重姫(やえひめ)と密会を重ねていた場所としても語り継がれている場所です。 ※八重姫は伊東祐親(いとうすけちか)の三女。伊東祐親は伊豆国伊東(現・静岡県伊東市)の豪族。 尻つみと聞くと、お尻をつままれる?と思う人もいるかもしれませんが、実際には【尻相撲をするお祭り】です。 公式の資料によると、このお祭りの原型は昭和23年に遡り、当時は仮想コンクールやダンスパーティをしていたのが始まり。昭和50年より尻相撲が行われるようになりました。 ※神事は1640年から続いているそうです。 会場となる夜の神社に地元の人や観光客の人たちが集まり、配給されるおしるこやにごり酒を飲み体を温めながら開始を待っています。 まずは伊東囃子保存会による奉納太鼓演奏。 尻相撲の説明のために伊東競輪場から生まれたゆるキャラの「みかりん」も登場。行事の方は24時間テレビにも出演されていたとか。 尻相撲は子供の部、大人個人戦、大人団体戦(4人編成)と分かれて行われます(全て男女混合)そしてなんとこのお祭り、賞金も出ます!(子供の部は商品) 土俵の上に二人が上がり音楽がなり始めたら踊ります。そして、進行の方の合図に合わせて、お尻をドンっ!尻相撲は白熱の試合と笑いに包まれて展開されていきました。 このお祭りのために東京から団体戦に出場しに来た方々や、外国人観光客の飛び入り親子対決も。 子供、大人、団体戦、全て昨年のディフェンディングチャンピオンが連覇。平成最後の横綱として君臨していました。 今回初めて観戦しましたが、「天下の奇祭」は名ばかりではありませんでした。来年の尻相撲が見れるのが今から楽しみです。 今年は終わってしまいましたが、毎年11日10日に伊東温泉尻つみ祭りが行われています。尻相撲に自信のある方や興味がある方も、2019年はぜひ参加してみてはいかがでしょうか? 音無神社 音無神社 所在地: 〒414-0032 静岡県伊東市音無町1−13 (Mapで見る) Tweet シェア 投稿者: JOEコト2018, お祭り, 伊東駅周辺, 神社